illustratorで描画した複数のオブジェクトをまとめて拡大したり回転させたりと、一括で変形したいときもしばしばあります。特にオブジェクトの数が数十とか並んでいるときには、それぞれを個別に変形していたのではあまりにも効率が悪いです。グループ化してとか一括選択してサイズ変更でもいいんですが、それだと位置が大きくずれてしまって一のずれを修正するのも大変。そんなときには一括で変形できるツールを利用しましょう。

このページでは個別に変形ダイアログを利用して、大量のオブジェクトの変形を一括して行う方法についてご紹介しています。

複数オブジェクトを一括で変形する

オブジェクトの変形操作は一個単位で個別に行って行くぶんには全て直感的にドラッグ操作だけで完了しますが、複数のオブジェクトが大量に並んでいたり、規則正しい配列の状態で位置を変更せずにサイズだけ変更したいといった場合には、少しテクニックが必要になります。

大量のオブジェクトを一括変形するときに役立つ個別に変形ダイアログを見ていきましょう。

一括して変更すると位置がずれる

大量のオブジェクトを一括で変形するなんて、全部選択してまとめてから拡大縮小・回転などの処理を普通に行えばいいだけじゃん、とお考えの方も多いかもしれません。

確かにまとめて選択してドラッグするだけで複数のオブジェクトのサイズ変更や回転の処理などは普通にできます。

だけどそれだと位置がずれてしまうんですよね。位置をずらしたくない!という方にはこのページの方法が役立ちます。

個別に選択ダイアログ

普通にサイズ変更するときと同じく、まずは複数のオブジェクトをドラッグで範囲選択して複数選択します。

複数選択の状態で「オブジェクト>変形>個別に変形」メニューを適用すると、個別に変形ダイアログ表示することができます。

数値による変形の指定

個別に変形ダイアログを操作するときには、まず「プレビューを表示」の項目にチェックをつけておくと結果をプレビュー確認できるので便利です。

拡大縮小の項目からサイズを比率で指定したり、移動の項目から移動距離を指定したり、回転から角度を変更することができます。

お好みの値を入力してみましょう。

基準となる位置を指定する

描くオブジェクトの変形操作の基準となる位置を指定します。

デフォルトでは描くオブジェクトの中心になっていますので、左下や右上など、基準となるポイントを変更したい場合にはクリックして基準位置を指定しておきましょう。

一括で変形が適用される

個別に変形ダイアログで指定した値に基づいて、一括で変形処理が適用されます。

個別のオブジェクトごとに位置が変更されずに変形が適用されているという点がポイントです。

これを普通に複数選択の状態でバウンディングボックスから変形してしまうと、バウンディングボックスを基準として変形が行われるので位置が大きくずれてしまいます。

位置を動かさずに、個別のオブジェクトが持っている位置を基準として個別に変形処理を行いたいときには、この個別に変形ダイアログを是非活用して見ましょう。

まとめ

大量にあるオブジェクトを一括してサイズ変更したいとなった場合、個別に選択してサイズ変更するのはとても手間がかかりますので、普通はそんなことはせず、複数選択の状態でそのままドラッグして拡大や縮小の操作を行います。

ただこの方法だと全体の位置に基づいて変形が行われるので、変形後に位置が大きくずれてしまいます。大抵は位置がずれてもまたドラッグして戻せば問題にはなりませんが、個別に変形ダイアログを利用するとこの位置ずれの問題を解消できます。

個別に変形ダイアログを使うと、各オブジェクトごとに基準点を指定して変形処理ができるので、全体としての位置ではなくて個別のオブジェクトとしての位置を基準にして変形ができます。

位置を動かさずに変形処理を行いたい方は個別に変形ダイアログを是非活用しましょう。

カテゴリー: 図形の操作

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