illustratorでオブジェクトの回転と縮小操作を行おうと思ったときにわざわざ拡大縮小ツールに切り替えて拡大と縮小の操作を行なっています、というユーザーの方はほとんどいないかもしれません。それもそのはず、オブジェクトを選択したときに表示されるバウンディングボックスだけで拡大と縮小の操作はある程度柔軟にできるからです。

でも、正確に値を指定して変形したいときとか、図形を使った比較やデータに基づいたグラフなどの図形を正確に描画したいときには、直感的な拡大と縮小の操作ではなくて、正確な値や基準点に基づいた変形操作が必要になります。

このページではillustratorの拡大・縮小ツールの利用方法について詳しく掘り下げて見ていきます。

拡大・縮小ツールの使い方

オブジェクトの拡大と縮小の操作の大半はバウンディングボックスを直感的にドラッグすることで事足りてしまうことが多いですが、それでも拡大縮小ツールが用意されているのは、やっぱり基本の操作として痒いところに手がとどく機能があるからです。

拡大縮小ツールの使い方を見ていきましょう。

拡大縮小ツール

拡大縮小の操作を行うときには拡大縮小ツールという専用のツールを利用することもできます。ツールパネル内の拡大縮小ツールを選択して切り替えましょう。

数値を使って正確に拡大と縮小を行う

拡大縮小ツールを使って拡大と縮小の変形操作を行う最大のメリットは、正確に数値を指定して変形ができるという点です。

拡大縮小ツールをダブルクリックするとダイアログが表示されるので、そこから拡大と縮小の比率を入力して正確に拡大と縮小の操作を行います。

最初に描画していた図形をベースに150%、200%、などと比率を指定したサイズ指定ができます。

基準点を指定して拡大と縮小を行う

拡大と縮小の操作を行いたいとき、基準となる点をどこに指定して拡大と縮小を行うのかによって、変形後のオブジェクトの位置が大きく変わってきます。

地面となる線を統一してサイズを変更したいときなど、基準となる線を指定したサイズ変更の機能が便利です。

まず対象のオブジェクトを選択ツールで選択してから、拡大縮小ツールに切り替えて、基準点としたい点をクリックすることで基準点を指定できます。

基準点を指定しつつ値を指定して拡大縮小する場合

基準点となる点を指定しつつ、さらに数値も指定して正確に拡大と縮小の操作を行いたいときにはaltクリックの機能を活用します。

拡大縮小ツールを選択している状態でオブジェクトの基準点としたい箇所をaltキーを押しながらクリックすると、基準点の指定と同時にダイアログが表示されてきます。

あとは数値を入力することで正確な拡大と縮小の操作を行うことができます。

まとめ

オブジェクトの拡大と縮小の操作はバウンディングボックスをドラッグするだけでできてしまうので、あえて拡大縮小ツールを利用するというアドビユーザーの方はやはりそれほど多くはないかと思います。

ただ拡大と縮小ツールを利用すると、元々のオブジェクトのサイズを基準として比率でサイズ指定が可能なので、1.5倍とか2倍のサイズといった形で正確に図形を描画したいときには特に便利です。

さらには線幅や効果といった要素も拡大と縮小の対象にできるので、痒いところに手が届く機能も持っています。

拡大縮小ツールの使い方も抑えておきましょう。

カテゴリー: 図形の操作

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