illustratorでオブジェクトを回転させたいときにわざわざ回転ツールを使っているという方は少ないかもしれません。オブジェクトの周りに表示されているバウンディングボックスを使えば回転操作は簡単にできるので、わざわざ回転ツールに切り替える手間を考えると当然かもしれません。でも回転ツールには回転ツールなりのメリットも多いので回転ツールの使い方もしっかり押さえておくことをお勧めいたします。

このページでは回転ツールの使い方を見ていきます。回転の中心を変更したり、ダイアログを使って正確に数値指定できたりと、色々と便利です。

回転ツールの使い方

回転ツールは文字どおり回転操作を担当するツールになりますので、オブジェクトを自由自在に回転操作するときに活躍します。

便利な点がいくつかあるので、細かく見ていきましょう。

正確に角度を数値指定したい

オブジェクトの変形を数値指定して正確に行う場合には、ダイアログを表示させて数値を入力することで正確に値を指定する必要があります。

回転に関する変形操作を数値指定したいときにも回転に関するダイアログを使って数値を入力する形になります。

回転ツールをダブルクリックして回転ダイアログを表示したら、自由に角度を入力して正確に角度の変更を行いましょう。

ダイアログの表示方法の色々

回転ツールをダブルクリックしても回転ダイアログが表示できますが、他にもダイアログを表示する方法がたくさんあります。

  • 「オブジェクト>変形>回転」からダイアログを表示
  • ツールパネル内で回転ツールをダブルクリックでもダイアログ表示
  • 回転ツールを使っている最中にEnterキー(returnキー)
  • 回転ツールを使っている最中にアートボード上で基準としたい点をalt+クリック

ダイアログを開く方法はいくつかあるので、自分がもっとも操作しやすい方法を1つ押さえておきましょう。1つ覚えれば大丈夫です。

回転の中心を指定する

回転操作を行おうとしたとき、その基準となる中心点をどこに指定するのかで結果が全く変わってきます。

回転ツールを利用する大きなメリットの一つがこの基準となる点を指定できるという点です。
回転動作の基準となる点は、回転ツールを選択している状態でオブジェクトの基準点としたい箇所をクリックするだけなので簡単です。

その状態で回転ツールのままドラッグして回転させると基準点を中心に回転させることができます。

規則的な配列を作りたいときなんかには特に便利です。

複製したい時には「中心を指定>ドラッグで回転>回転させてる途中でaltキーを押す」と複製ができます。

中心を指定しつつダイアログから数値指定する

回転の基準となる点を指定しつつさらに数値で正確に指定したいときには、altクリックがオススメです。

選択ツールの状態でまずオブジェクトを選択してから回転ツールに切り替えます。
その後オブジェクトの基準点として指定したい箇所をaltを押しながらクリックすることで、基準点の指定が行われて、同時にダイアログも表示されてきます。

あとは変更したい角度を入力するだけで回転操作が完了です。

まとめ

オブジェクトを回転したいとなったときに必ずしも回転ツールを利用する必要はなく、基本的な回転操作だけでよければオブジェクトの周りに表示されるバウンディングボックスを使って回転させるだけで十分です。

しかし回転ツールを利用すると正確に角度を指定できるだけではなくて、回転の中心や基準となる点を指定することができるので、より柔軟かつ正確に角度を指定することができます。

回転操作をベースとしてオブジェクトの形状やデザイン全体を構築していきたいときには、この回転ツールも活躍するはずなので、単なる回転操作と侮らずに使いこなせるようにしておきましょう。

カテゴリー: 図形の操作

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