illustratorの様々な機能の中でも特に有用で高度な機能のひとつがパスファインダーという複数のオブジェクトを合成したり分割したりと組み合わせることによて、新しいオブジェクトを作ることができる機能です。この形状の合成機能があるおかげで、丸や四角形や三角や多角形といった基本的な図形を組み合わせるだけでも複雑な形状を作っていくことができます。

このページではオブジェクトの形状を合成することができるパスファインダーの機能について解説しています。

パスファインダーパネルの基本

円を二つ並べてドーナツの形を作ったり、三角形と四角形を組み合わせて家のようなイラストを作ったりと、基本的な図形の組み合わせだけでもイラストのようなデザインは簡単に作ることができます。特にillustratorのパスファインダーの機能は有用で、複雑な形状を作る時には欠かすことができません。

パスファインダーパネルの利用方法についてみていきましょう。

パスファインダーパネル

パスファインダーパネルはダイアログとしてその都度表示するものではなくて、専用のパネルとして用意されています。「ウィンドウ>パスファインダー」からパスファインダーパネルを表示することができます。

パネルが表示されていなかった方は自分で表示させましょう。

合体

パスファインダーの中の上の段4つを見ていきます。まずは一番左側の合体です。

合体を適用すると複数のオブジェクトが合体されて、その通り2つ以上のオブジェクトが1つになります。

最前面に配置されていたオブジェクトの塗りのカラーや線のカラーとスタイルがそのまま全体に適用されますので、各オブジェクトの塗りと線が異なる場合には、優先したいオブジェクトを最前面に先にもってきておくと便利です。

前面オブジェクトで型抜き

全面オブジェクトで型抜きを使うと、前面に配置していたオブジェクトの形状を使って、背景に配置してあるオブジェクトを型抜きすることができます。

2つ以上のオブジェクト、例えば4個とか10個のオブジェクトを重ねて型抜きを適用すると、最背面のオブジェクトからその上に重なっているすべてのオブジェクトの形状で型抜きが行われます。

交差

交差ではそれぞれのオブジェクトの交差している部分だけを残します。

最前面に配置されていたオブジェクトの塗りと線のカラーやスタイルが利用されますので、デザインが異なる場合には最初に最前面に配置しておいた方がそのあとが楽です。

中マド

重なり合った部分を除去するのが中マドになります。「交差」の逆の処理が行われます。

それぞれのオブジェクトの重なりを利用して型抜きを行いたい時にはこの中マドの機能を活用します。

altクリックで複合シェイプ

パスファインダーの機能を利用すると2つ以上のオブジェクトから1つのオブジェクトを生成できます。

しかし後でやっぱりもとに戻したい、分割しなおしたいというときの為に複合シェイプという機能がillustratorでは用意されています。
パスファインダーパネルの合体や中マドといったボタンを「alt」キーを押しながらクリックすると、複合シェイプとして処理されて後でシェイプの形状を復旧することができます。

後で戻すかもしれないときにはaltクリックで複合シェイプとして覚えておきましょう。

まとめ

単純なオブジェクトの形状から複雑な形状を作り出すときには、このパスファインダーパネルの機能が本当に便利です。便利というかなければ作れないデザインが多数出てきてしまうので、必須の機能ともいえるかもしれません。

パスファインダーの中にある機能を使えば、2つ以上のオブジェクトから簡単に1つの合成オブジェクトを生成できます。

後で戻すかもしれない可能性がある場合にはaltクリックで複合シェイプとして作っておくことで、グループ化を解除するときと同じような感覚で元に戻すことができます。

パスファインダーは絶対使いこなした方がよい機能の1つなので、是非活用してみてください。

カテゴリー: 図形の操作

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