illustratorで半円を描く方法にはいくつかのパターンがあります。しかし基本的な考え方は同じで、楕円形ツールを使って円を描いた後に半分を消すという考え方があれば、半円は簡単に作ることが可能です。パスを閉じるというのだけ注意点ですね。細かく見ていきましょう。

このページではillustratorで半円を描く簡単な方法を2つと、注意する点についてご紹介しています。

半円を描く方法

半円を描く必要が出た場合、描き方にはいくつかのパターンがあります。このページでは簡単かつ正確な2つに絞って半円の描き方をご紹介していますが、どちらの方法もお勧めできるもので、半円だけではなくて別の形状のオブジェクトにも利用しやすい方法です。

どっちも確認しておくことをお勧めしたいです。

基本的な考え方と2つの方法

半円を作るときの基本的な考え方はとってもシンプルで

円を描いて半分を消す

というアプローチが最も早く、工数が少ないかと思います。

「半円ツール」なんてものはillustratorにないので、円形から作りましょう。

具体的には

  • 円を描いてからパスを消して半円を作る方法
  • 円を描いてからパスファインダーで半分消して作る方法

があります。どっちも覚えておいて損はないと思います。

半円の作り方1:円のパスを消して作る方法

簡単かつ確実な方法の1つです。

  1. まず円を描きます。
  2. パスの頂点を選択することが出来る「ダイレクト選択ツール」に切り替えて、4つある円の頂点のうち1つを選択します
  3. [delete]で消します。
  4. 「オブジェクト>パス>連結」からパスをつなげて半円が完成

パスを閉じる時の注意

最後にパスを閉じるとき、パスが選択されていないと「オブジェクト>パス>連結」から連結が出来ません。パスが連結できなかった場合は、開いているパスの両端を2つ選択してから(もしくはパス全体を選択してから)「オブジェクト>パス>連結」を行うとパスを閉じることが出来ます。

半円の作り方2:パスファインダーを使う方法

次の方法も比較的簡単で、完璧な半円以外の図形も作れるのが良い点です。

illustratorのパスファインダーという機能を使うと、パス同士の重なりの情報を元に、分離したりつなげて一体化させたりと、オブジェクトの形状を自由に操作することが出来てとても便利です。
  1. ウィンドウ>パスファインダーからパスファインダーパネルを表示する
  2. 半円から消したい領域を覆うように長方形ツールで長方形を描く
  3. 円と長方形の2つのオブジェクトを選択
  4. パスファインダーの「前面オブジェクトで型抜き」アイコンをクリックで半分が消える

パスファインダーの注意点

今回このページのサンプルでは「前面オブジェクトで型抜き」の機能を使いましたが、これは「前面に長方形が重なっていたから」です。皆さんの編集プロジェクトではオブジェクト同士の重なり具合が違うはずなので(例えば長方形が後ろだったり)、その場合には長方形を前面に持ってくるか、パスファインダーの他のアイコンを色々と試してみてください。パスファインダーは簡単なので、ある程度直感だけで使いこなせますので。

この方法では完璧な半円以外にも、微妙に消す位置をずらして自由な形状を作ることが出来ます。この点がメリットになる場合と、デメリットになる場合とがあるはずなので、1つの方法として覚えておくと良いと思います。

星形や六角形などの半分を消したいとなった時には、前述のパスを消す方法だとパスの選択回数が多くなってとっても面倒なので、「パスファインダー機能を使って覆った部分を消す」という方法を活用すると良いと思います。

パスを閉じることに注意する

パスを消したときにも、パスファインダーの機能を色々と試したときにも、パスがつながっていない状態になっていることが時々起こるので、図形を操作した時にはパスが完全に閉じているかも確認すると良いでしょう。

パスが閉じているかどうかはぱっと見で分からず線の色を加えたときに判明するものなので、後々面倒になることもあります。小さい図形の状態のうちにパスをしっかり閉じておくように気を付けましょう。

円だけではなくて色々な図形に応用が可能

パスの頂点を消して半円を作る方法も、パスファインダー機能を使う方法もどちらも色々な局面で利用できる基本的なテクニックです。

パスの頂点を選択して除去したり、逆に追加することもできるので、illustratorで用意されている基本図形を使ってある程度の骨組みを作ってからパスを細かく修正していって理想的な形状を作ることが、柔軟に出来ます。

パスファインダー機能も図形と図形と組み合わせて新しい図形を作ることが出来るとても便利な機能なので、是非覚えておくと良いと思います。

半円は本当に簡単にサクッと作れるので、半円ツールなんてものは確かに不要ですね。

カテゴリー: 図形の操作

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