illustratorには長方形や楕円形などの基本的な図形を組み合わせて複雑な図形を作っていくことができるパスファインダーという機能が搭載されています。パスファインダーの機能を使うとシンプルな図形同士を合体させたり、お互いの形状で型抜きなどを行えます。しかし合体や型抜きの編集を一度設定した後に、やっぱり元に戻したいと思うときも実際にはよくあることです。ctrl+Zで元に戻すこともできますが、それはillustratorを閉じるまでの間だけです。いつでも戻すことができる機能が複合シェイプ。

このページではいつでも合体や型抜き前の状態に戻すことができる複合シェイプの機能と使い方についてご紹介しています。

複合シェイプの作成と解除

複合シェイプは複数のオブジェクトがグループ化のように1つにまとまっている状態です。

1つにまとまる前の形状を保持している状態なので、複合シェイプを解除することでいつでも元の形状に戻してバラバラにしなおすことができます。

複合シェイプの使い方を見ていきましょう。

複合シェイプを作成する

複数のオブジェクトを合体させるときなどにはパスファインダーの機能を利用します。このパスファインダーの機能を使って合体や型抜きを行うときに、普通に合体や中まどなどのボタンを押すと即座に合体や型抜きが行われて、一つのオブジェクトになってしまいます。

このボタンを押すときにAltキーを押しながらクリックすると、複合シェイプの状態で合体や型抜きを適用できます。

合体後のオブジェクトを選択したときに、合体前のオブジェクトが線で確認できる状態が複合シェイプの状態です。

複合シェイプを編集する

複合シェイプの状態は各オブジェクトがまだ保持されていて残っている状態なので、元の個別のオブジェクトにアクセスして編集することができます。

もっとも簡単な方法はダイレクト選択ツールに切り替えてオブジェクトを編集する方法です。

ダイレクト選択ツールを選択して、編集したいオブジェクトを個別に編集しましょう。

編集モードで詳細に編集

複合シェイプにしたオブジェクトを選択ツールの状態でダブルクリックすると編集モードを開くことができます。

編集モードに切り替えることができると、個々のオブジェクトを選択して編集することができます。

編集モードを終了したい場合には、アートボード上の空白部分をダブルクリックします。

複合シェイプの拡張

複合シェイプの状態を終了して完全に確定したい場合には、複合シェイプの拡張を適用します。

複合シェイプの拡張を行う場合にはパスファインダー内の「拡張」というボタンをクリックしましょう。

しかし一度拡張を適用すると、以後は元の複合シェイプの状態には戻せませんので注意してください。

複合シェイプを解除する

複合シェイプの状態を解除したい場合には、オブジェクトを選択した状態でパスファインダーパネルを開きます。

パスファインダーパネル内のパネルメニューを開き、「複合シェイプを解除」を適用すると複合シェイプの状態を解除することができます。

まとめ

illustratorにあるパスファインダーの機能を活用すると簡単にオブジェクト同士を合体させたり、形状を利用して新しい形状を作ることができます。

合体や型抜きを適用した状態を後で解除したり、変更する可能性がある場合には、いつでも元の状態に復旧することができる複合シェイプを活用しましょう。

複合シェイプの状態であれば個別にオブジェクトの編集が可能なので、微調整ができます。

1つのオブジェクトとしてパスを細かく編集したいときなど、図形を確定して次の作業に移行したい場合には拡張を適用してオブジェクトの形状を確定させましょう。文字のアウトライン化みたいなもんですかね。

カテゴリー: 図形の操作

0件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です