illustratorで作業をしていてミスをしたりイメージと違った場合に、一つ前の作業に戻りたいと思うことってよくありますよね。illustratorでは最大で200回分の操作が自動的に保存されているので、1つ前の作業だけではなく10個前の作業とか30個前の作業に戻る事も可能です。「間違ってしまったぁー」と肩を落とさなくても、すぐに戻せるから大丈夫です。ただ、もう元に戻せない場合も残念ながらあります。

このページではillustratorで1つ前の作業に戻る方法と、残念ながら戻せなくなってしまう場合の具体例についてご紹介しています。

illustratorで1つ前の作業に戻る方法

illustratorで編集作業をしている時だけに限った話ではありませんが、作業をしていてミスをしてしまって1つ前の作業に戻りたい時というのは、本当によく遭遇します。色を間違えたり、大きさや配置を間違えたり、複数選択していたつもりが1つ抜けていたとか、操作するレイヤーを間違えてたなどなど、本当に1つ前の段階に戻りたいちょっとしたミスは上げたらキリがないですね。

1つ前の段階に戻るのは一瞬なので、戻すための編集作業をわざわざする必要はありませんからね!

操作を取り消す

操作を取り消すための機能がillustratorには元々搭載されています。その取り消しの機能を利用すれば、1つ前の作業に戻る事が出来ます。
メニューから「編集>〇〇の取り消し」を選択してください。

これだけで今行った操作が取り消されて、1つ前の段階に戻ります。

取り消したことを取り消す(やり直し)

操作を取り消したことを取り消すことを、illustratorでは「やり直し」と呼んでいます。

操作を取り消したことを取り消すわけなので、一切戻る操作を行っていない状態にする、という事です。

取り消した操作をもう一度やり直すためには「編集>〇〇のやり直し」を選択します。

この「やり直し」では、取り消していた操作をさかのぼることが出来ます。

戻る操作のショートカット

取り消しややり直しの操作を一般的には「戻る」と呼んでいますが、「戻る」という言葉も「取り消す」「やり直す」という言葉も、出発点が違えば意味が全く逆になってしまうので少しややこしいですね。

用語を整理しつつショートカットも頭に入れておきましょう。

  • 取り消す:[Ctrl + Z](1つ前の作業に戻る)
  • やり直す:[Ctrl + Shift +Z](1つ前の作業に戻ったことを無かったことにする)
    この「やり直す」のショートカットは一般的なソフトウェアでは[Ctrl + Y]キーのショートカットが割り振られていることが多いですが、illustratorでは[Ctrl + Shift + Z]になります。

戻る操作の注意点

些細な編集作業中のミスであれば、確かに一瞬で戻る事が出来るので一切焦る必要はありません。

しかし戻れないケースというのも存在します。マジ恐怖・・・。

間違った作業のまま上書き保存してしまっているケースなど、戻るのがとても大変になってしまうケースも実際にあるので注意しましょう。

操作を戻れる回数には上限があります

まず無限に作業をさかのぼれるのかと言えばそういう訳ではありません。

さかのぼることが出来る上限の回数が存在して、illustratorでは200回までが上限です。

200回もさかのぼるより編集前のファイルを開きなおした方が速いので、200回もあれば実質ほぼ無限みたいなものかもしれませんね。

この回数は「編集>環境設定>パフォーマンス」から表示される環境設定ダイアログ内の「取り消し回数」の項目から設定の変更や確認が出来ます。

一度ファイルを閉じてしまうと戻れません

これは戻る操作におけるとっても大事な点です。

編集中のプロジェクトファイルを一旦閉じてしまうと、残念ながらそれ以降一切「戻る」ことは出来なくなります。

  • illustratorを閉じてしまった
  • 編集中のファイルを閉じて新規プロジェクトを立ち上げてしまった
  • 他のファイルを一回開いてしまった

などなどで、「戻る」為に必要な作業段階の情報が全てリセットされてしまいます。

間違った操作をしてしまったときはすぐさま「Ctrl + Z」で戻る事が大切です。

間違った状態をそのまま戻さずに、しかも上書き保存してしまった、なんてパターンは最悪なケースです。

せめて上書き保存ではなくて「別名で保存」にしておけば編集前のファイルくらいは残っていたのに・・・というか間違ったときすぐに「Ctrl + Z」押せば済んだ話なのに・・・さらに言えば戻るやり方が分からなかったならその段階ですぐに調べたり聞けば済んだ話なのに・・・。と後悔したり先輩方に怒られないように、戻る操作はしっかりと覚えておきましょう。

「1つ前に戻る」は頻繁に使うので覚えておこう

1つ前の作業段階に戻るという操作は、illustratorの編集操作だけに限らずパソコンを使っていれば日常的に使う操作です。

文字を入力していて間違ったときは「backspace」キーで済む話なのと同じレベルで、illustratorの間違った操作も「Ctrl + Z」が反射的に入力できるようになっておいた方が、今後ゼッタイ良いと思います。わざわざメニューを使う人はほとんどいませんので。

時々初心者の方で、間違った操作をそのまま上書き保存してしまって放心状態になっているのをお見掛けすることがあるので、戻る操作は本当によく覚えておきましょうね。

後、プロジェクトデータの作業段階ごとに「複製を保存」や「別名で保存」をして、作業途中の段階のファイルもバックアップしながら編集していく癖をつけておくと、色々なエラーから守られることになりますので、そちらもおススメしておきます。

基本中の基本のお話ではありますが、とっても大切な事なので。


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