Adobe Illustratorではインターフェースの色を変更することが出来ます。昔のAdobe Illustratorでは明るめの灰色でしたが、CC2021が主流の時代にはインターフェースのカラーが暗めのグレーに変更されています。昔の明るい色の方が見やすくて使いやすかったという方もおられることと思います。色の変更はとても簡単にできるので明るい灰色が良いというユーザーの方は、色を調整しておきましょう。

ユーザーインターフェースの色を変える

Adobe Illustratorの背景色を変更して、編集中のオブジェクトやパスをもっと見やすくしたいという方もおられるはずです。白い色のパスで図形を描いているときなどには、背景も白で描いている絵も白だと、画面上で輪郭を確認することが出来ません。

そんなときにはアートボードの背景カラーを変更したり、インターフェース全体の色を変更して見やすくすることが出来ます。

ユーザーインターフェースの設定を行う

ユーザーインターフェースの色の変更は「編集>環境設定>ユーザーインターフェース」メニューから行うことが出来ます。

「明るさ」の項目からお好みのカラーを選択することで、Adobe Illustratorの古い製品で使われていた明るめの灰色などにも変更が出来ます。

背景を透明にも出来る

インターフェースのカラーとは別に、アートボードの背景カラーを変更したいというケースもあります。

特にアートボードの背景カラーと編集しているオブジェクトのカラーが同じ場合には、一時的にアートボードのカラーを透明にしたいという要望が出ることもあります。

アートボードの背景を透明にするときは「表示>透明グリッドを表示」をクリックします。

背景が透明なって、白いオブジェクトも視認できるようになります。

アートボードのカラーを変更する

アートボードのカラーはAdobe Illustratorの機能として変更が出来ません。白のみです。

ですが実際の完成デザインは黒い用紙に印刷するという場合など、背景色を実際の印刷用紙のカラーに似せておきたいというケースは実際問題としてあります。

そんな時は大きい平面を作って最下層に配置することで対応します。

長方形ツールでアートボードよりも大きい四角形を作り、自由な色に設定しましょう。

右クリックから表示されるメニューを使って「重ね順>最背面へ」を選択することで、アートボードのカラーを変更したかのような効果を得ることが出来ます。複数のレイヤーに分けているときには、最下部のレイヤーになるようにドラッグして移動させましょう。

この最背面に配置したレイヤーはレイヤーパネルからロックしておくと間違って選択してしまって作業の邪魔になることが無くなります。ロックも忘れずに行っておきましょう。

インターフェースのカラーは扱うデザインで微調整

インターフェースのカラーは基本的にはグレーなので明るさを調整するくらいの事しか出来ませんが、以前の少し明るめの色の方が使いやすかったというユーザーの方も少なからずおられるはずです。目が疲れるなどの理由もあるようです。

ところで、もしかするとインターフェースのカラーは赤とか青とか、色のついた色に変更したかったという方もおられるかもしれませんので、色付きのインターフェースには出来ないようになっている理由を少しだけ付け加えておきます。

色について詳しく勉強をしておられる方なら当たり前の知識かもしれませんが、人間の目は色の識別の能力があまり高くないので、自分の扱っている色の近くに別の色が配置されているとその色の影響を受けて、今自分が見ている色が少し変化します。

赤の近くに配置したグレーは少し赤っぽく見えるし、青の近くに配置したグレーも少し青っぽく見える、という意外と大雑把な目を人間は持っているそうです。

なので、インターフェースのカラーがグレー以外で「色」を持ってしまうと、今自分がデザインしている色の認識が不正確になりやすくなる。

なので、インターフェースには色を付けない方が良い。という理屈があるんだそうですよ。

細かくインターフェースの色の設定をしたかった方には残念な点かもしれませんが、そういう理屈があることも含めて理解しておくと良いかもしれませんね。


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