Adobe Creative Cloudと呼ばれるの料金プランと価格については買い切りライセンスで購入していた方でまだサブスクプション版に切り替えていないというアドビユーザーにとっても少しわかりづらい点かもしれません。

このページではAdobe Creative Cloudを購入するときの料金プランの詳細と違いついてまとめられています。

Adobe Creative Cloudの価格と料金プランの比較

アドビの製品をクリエイティブクラウドのプランで購入したいけど、購入の仕方がよくわからないというユーザーの方もいまだにとても多くおられるみたいですね。もれなく僕もその一人でした。

このページでは2020年7月時点でのAdobe Creative Cloudの価格と料金プランの詳細と、それぞれの違いについてまとめられていますので、これからアドビのサブスクリプションプランに登録しようか検討中の方のお役に立てるかと思います。

Adobe Creative Cloudとは?

Adobeの製品はCS6までは通常パッケージとして購入することが出来ていましたが、CCと呼ばれるAdobe Creative Cloudに切り替わったバージョン以降からは永久ライセンスではなく期間制限のあるライセンスでの提供となっています。

今までパソコンのソフトといえば買い取りタイプが当たり前でしたが、最近はAdobe Creative Cloudを筆頭に様々なソフトでサブスクリプション制のプランへの切り替えが図られています。

AdobeのCreative Cloudはたくさんあるサブスクリプション制ソフトウェアの中でも特に人気が高く世界中で受け入れられたサービスで、以前よりも安価で手軽に買うことが出来るようになったというのが一つの大きな魅力といえるでしょう。

「クラウド」という名前を聞いてウェブ上のアプリケーションを使う形に移行したと勘違いされた方もいたかもしれませんが、その意味でのクラウドではありません。Adobe Creative Cloudになってもパソコンにインストールするスタイルは今までと何も変わりません。

クラウドストレージによってアドビIDに紐づけされたデバイス同士でのデータ同期が可能になったという事で、例えばスマホアプリのフォトショップで簡単な画像編集を行っていたものを、自宅や仕事場のパソコンですぐに続きから編集できるといったフローが実現しました。

ipadとパソコン、iPhoneとiPadとmacと自宅のWindows、どのデバイスで開いてもデータを共有してプロジェクトを進めることが出来るという仕組みなので、今までの仕事のスタイルから完全に次の時代のクリエイティブスタイルに切り替わった画期的な仕組みだといえるかと思います。クリエイティブクラウドに切り替えてから、同期機能のすごさにがくがく震えたクリエイターの方は、私だけではないはず・・・。フォントも使えるし、至れり尽くせりです。

Adobe Creative Cloudのプランの種類は?

以前のCS6までの時代ではアドビのプランには色々と種類があって、プランごとに利用できるソフトが限定されていました。ウェブに特化したプラン、動画制作に特化したプラン、画像編集に特化したプランというように、それぞれのプランで利用できるソフトの数や種類が細かく制限されていました。Creative SuiteやDesign StandardやProduction Studio、master collectionなどです。

CS6までは自分の仕事に合わせて必要なソフトウェアパッケージを選択するというスタイルでしたが、2020年現在はコンプリートプランか単体プランのみの2種類となっていてとてもシンプルで分かりやすくなりました。

  • コンプリートプランでは全部使える
  • 単体プランでは必要なソフトを1つだけ選択して使える

支払い方法と契約期間の違いで生じる価格の差

Adobe Creative Cloudの契約を考えているのであれば、支払い方法と契約期間の違いで料金や契約内容が変わってくる点を理解しておく必要があります。2020年時点では単体プランであってもコンプリートプランであっても契約期間と支払い方法の違いで以下のような差が発生します。

コンプリートプラン
年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
5,680円/月(税別) 65,760円/年(税別) 8,980円/月(税別)
単体プラン(以下の例はアフターエフェクトの単体プランの料金)
年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
2,480円/月(税別) 26,160円/年(税別) 3,480円/月(税別)
  • 年間プラン(月々払い)・・・一年間使うことが前提。それを毎月の分割で支払います。
  • 年間プラン(一括払い)・・・一年間使うことが前提。一括で支払う代わりに1か月分程度お安くなります。
  • 月々プラン・・・1か月単位で使います。1か月だけですぐ解約もOK。最も割高のプランですが時々しか使わない方にはおすすめ。

年間プランというのは1年使うことが大前提のプランなので、解約金の設定があります。解約金は契約月数の支払い残額の50%となっているので、即解約した場合には数万円の解約金が発生する可能性があるプランです。ただしアドビのプランは解約には料金がかかりますがプラン変更が無料で可能なので、解約金が安くなるプランに変更したうえで解約を行えば解約金をかなり抑えることが出来て無料にすることも現時点のルールでは出来てしまいます。この辺りはルールの変更等も行われる可能性がありますので、自分が契約する時の最新の情報をよく確認するようにしてください。

Adobe Creative Cloudの値段

それぞれのアドビ製品の最新の値段情報を見てみましょう。

コンプリートプラン

全部のadobe製品を利用できるプランです。こちらは年間プランにすると単体プランでいうところの2本分のソフトの料金より少しお高いくらいで購入できるので、2つ以上adobe製品を利用する必要があるケースでは断然おススメです。ただし年間プランの場合には1年間の契約が前提で解約金が発生するのでその点だけ注意しておきましょう。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
5,680円/月(税別) 65,760円/年(税別) 8,980円/月(税別)

フォトプラン

photoshopとlightroomをどちらも使えるのに1000円以下というとてもお安いプランです。photoshopやlightroomを単品で使いたいユーザーは間違いなくこのプランを選ぶ方が良いでしょう。ただ年間契約のみというしばりがあります。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
980円/月(税別) 11,760円/年(税別) ありません

illustrator – 単体プラン

ベクター形式でのデザインが可能なソフトです。ウェブ業界やデザイン業界ではめちゃめちゃ使うという方も多いはず。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
2,480円/月(税別) 26,160円/年(税別) 3,480円/月(税別)

photoshop – 単体プラン

フォトプランには一か月単位の契約が無いので、今だけ短期間利用したいという場合にはフォトショップの単体プランで1か月だけ使うといった利用方法も出てくるかもしれません。しかしフォトプランなら単体プランの3か月分相当の価格で1年間使えるので、そちらの方がお得かもしれません。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
2,480円/月(税別) 26,160円/年(税別) 3,480円/月(税別)

inDesgin – 単体プラン

ページものの誌面デザインで利用するソフトです。この辺りのソフトを利用するアドビユーザーの場合には恐らくincopyやxdも活用があるかと思いますので大抵はコンプリートプランになるのでしょうか?

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
2,480円/月(税別) 26,160円/年(税別) 3,480円/月(税別)

Acrobat Pro – 単体プラン

PDFを作成して編集する必要がある方は意外と多いはず。アクロバットは少し安めなので、単体で購入するビジネスマンも多いはず。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
1,580円/月(税別) 18,960円/年(税別) 2,680円/月(税別)

Premiere Pro – 単体プラン

プレミアプロはYoutuberにも人気があるということで、近年一般ユーザー層にもユーザーが増えてきている世界的にも人気の動画編集ソフトです。アフターエフェクトも使う機会があるのかどうか、サムネイル作成でフォトショップも使いたいのかどうかなどでコンプリートプランとの比較検討になるかもしれません。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
2,480円/月(税別) 26,160円/年(税別) 3,480円/月(税別)

After Effects – 単体プラン

モーショングラフィックスと合成に特化したソフト。こちらもプレミアやフォトショップとの連携を行うのであれば、コンプリートプランの方がお得になる方も多いかもしれません。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
2,480円/月(税別) 26,160円/年(税別) 3,480円/月(税別)

Premiere Rush – 単体プラン

プレミアプロよりも簡易的な動画編集ソフトですが、スマホとパソコンでプロジェクトを共有できる点が優れている点です。プレミアプロの単体プランでプレミアラッシュも付属するので、プレミアプロも視野に入っている場合にはプレミアプロの方がお得かもしれません。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
ありません 11,760円/年(税別) 980円/月(税別)

Lightroom – 単体プラン

写真を編集できるソフト。フォトショップより機能が少し劣りますが、スマホでも使えて高機能。フォトプランに含まれるので、フォトプランで利用した方が安い方が大半かもしれません。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
ありません 11,760円/年(税別) 980円/月(税別)

Adobe XD – 単体プラン

デザインカンプの作成等で便利なソフト。完全にビジネス用途満載のソフトなので、フォトショップとかイラレも当然使う方々が大半かと。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
ありません 14,160円/年(税別) 1,180円/月(税別)

Dimension – 単体プラン

私は一切使ったことが無いソフト。3Dが簡単らしいです。私はcinema4dユーザーで3D関連はもっぱらc4dのみです。新しいソフトは覚えるのがおっくうで・・・。ダメですね。簡単ならば使ってみようかなとも。

Dreamweaver – 単体プラン

ウェブコーディングで利用するソフト。Bracketsという同じくアドビのコーディングソフトのみでコードを書いてしまう方がよいという方もいるかもですが、テンプレート化して全ページを一気に修正できる機能など便利な機能が色々あります。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
2,480円/月(税別) 26,160円/年(税別) 3,480円/月(税別)

Animate – 単体プラン

Flashの後続ソフト。ウェブからflashが消えていく最近・・・。しかしanimateではHTML5 CanvasやWebGL、Flash/Adobe AIRなど色々なプラットフォームに合わせてアニメーションの出力が出来るので、スマホでもウェブでも今まで通りflashアニメーションを活用することが出来ます。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
2,480円/月(税別) 26,160円/年(税別) 3,480円/月(税別)

Audition – 単体プラン

音楽の波形編集ツールです。音楽を作るためのいわゆるDAWとは違って、ノイズを除去したりエコーを加えたり声色を変えたりといった音声を編集するためのソフトです。動画編集でも利用する機会がしばしばあります。

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
2,480円/月(税別) 26,160円/年(税別) 3,480円/月(税別)

Spark – 単体プラン

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
ありません 9,980円/年(税別) 980円/月(税別)

InCopy – 単体プラン

年間プラン(月々払い) 年間プラン(一括払い) 月々プラン
580円/月(税別) 5,760円/年(税別) 880円/月(税別)

Adobe Creative Cloudは用途に合わせて購入する

CS6時代のように色々とプランが用意されているわけではなく、「全部入りか」「単品か」ではっきりと区別されているプランになっているのでAdobe Creative Cloudの買い方は以前よりもシンプルになったと感じる方の方が多いかもしれません。

Adobe Creative Cloudに移行すると自分のAdobeIDでログインしているアプリケーション上ではデータの共有が出来るので、スマホやタブレットとパソコンとの作業を非常にスムーズに連携させることが出来ます。

iPad版のフォトショップやイラストレーターで途中までラフなデザインを描いてから、その後パソコンに移行して続きの作業が出来るといった流れは本当に便利なので、是非まだCreative Cloud版に移行していない方は、この機会に移行してみてはいかがでしょうか?

カテゴリー: アドビの基本